日曜日のランチ

お昼頃、ダンナさまのお父さん(わたしのお義父さん)から電話があった。
「飯でも一緒に行かんか」


連れて行ってもらったのは、【松尾食堂】という昔ながらの丼屋さん。
コンクリの床に、ガラガラガラッと横に開く扉、長年拭かれて黒くつやつやになったテーブル、お義父さんはもう30年も通うなじみの店なんだって。


彼も子どもの頃連れて来てもらっていたんだそう。
久留米に引越して来てから、「まちかに食べさせたい親子丼があるんだ」って言っていたのだけれど、何しろ彼も何年も前のことなので場所が分からなかったの。
それでお義父さんに「どこだったっけ?」って尋ねてたんだ。そうしたら今日、連れて行って下さったのね。


彼:「やっぱ美味いなあ。けど丼はもっと大きかった気がするけどな」
父:「それはお前がでかくなったんだ(笑)」


目の前で交わされる親子の会話(^−^)
12時になって、壁のボンボン時計が鳴った。
ボンボンウォッチじゃないよ(笑)
『大きなのっぽの古時計』な時計です。


すごくゆっくり時間が流れてるなあ・・・と思った。古き良き時代にタイムスリップ、というのとは違う。今も昔もここでは時間の流れが外より緩やかなんです・・・っていう方がしっくりくるような雰囲気。


卵を4個使う親子丼が、ここのお店の定番品。
ふっくらとした白味と、つやつやとした黄身、お出汁がひそかに効いていて、山盛りの親子丼なのに一気にたいらげてしまいました(^0^)v


その後は、お義父さんの趣味の骨董市を廻ったり、
市内の美味しいパン屋さんでバゲットを買ったり、


土日に彼の実家に遊びに行くことはあっても、こうしてお休みの日を一緒に過ごしたのは久しぶりで、とてもたのしかった。


自分の父親とは、辛口漫才みたいな会話になってしまうので(爆)、こういう時間を「お父さん」と持てるのは、実は意外に新鮮そのものなのです(^−^)


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