26歳のハローワーク


http://www.hatena.ne.jp/1100884944で、わたしはこういう質問をしました。


「書く」ことに携わる仕事には、どれだけの種類があるのでしょうか。
小説家、シナリオライター、編集者、エッセイ作家、脚本家、放送作家、コラムニスト、翻訳家、テクニカルライター、etc。他にどのようなものがあるか、挙げてください。(文筆業であれば、何でも可です)


寄せられた回答を片端から挙げていくと、


学者・研究者・新聞記者・速記者・スジ屋・ジャーナリスト・詩人・歌人俳人・作詞家・校正・校閲ゴーストライター・コピーライター・絵本作家・書道家・代筆屋・要約筆記者・漫画家・ポップライター・ファイナンシャルプランナー・マニュアル執筆者・法律を作成する人・教科書を作成する人・漫画原作者童話作家(児童文学家)・代書屋・リライター・テープライター・打ち込み屋・書評ライター・ウェブライター・SF作家・ノンフィクションライター・私小説作家・批評家・占い師・体当たりライター・作曲家・プログラマー・学習教材の執筆者・筆耕屋・スピーチライター・アンカー・看板屋・作詞家・メルマガ製作者・お坊さん(卒塔婆書き)・賞状書き・サイト管理者(ホームページ制作者)・司法警察員・検察官・弁護士・裁判官・代理士・採譜・カリグラファー・映画の字幕屋・行司・添削する人・劇作家・揮毫家・路面標示施工技能士


・・・と、実にバラエティーに富んでいます。思いがけず、たくさんの回答を頂き、なんだかウキウキしてきたりして(笑)


どうやらわたしは初めから、「文筆業」って括りにこだわりすぎていたようです。自分の中に、「書く仕事」=「表現者」という偏見があったんだ、ということに気がつきましたもん!!「文筆業」に絞って知りたかったわたしですが、幅広い答えをおしえてもらい、こういういい意味での“裏切り”って、おもしろいなぁ、と。


今改めて、「書くこと」には、「表現すること」の他に、「芸術」「書記」「指し示す」「コミュニケーション」「作成する」などの意味があるんだな、と。


村上龍氏の「13歳のハローワーク」を読んだ時、“ 自然と科学に関係する職業、アートと表現に関係する職業、スポーツと遊びに関係する職業、旅と外国に関係する職業、生活と社会に関係する職業”と章分けされているのを見て、専門性を持った(結びつきが強いかったり、ぶつかりあったりすることも多い)分野ごとに世の中を分ける見方も、後味が良くておもしろいな、と感じた。


今回の質問を通して、人間の行動ごとに世の中(職業)を分ける見方があっても、各仕事の方向性(目指すべき道)が示されるので、いいのではないかなあと思った。(行動って、欲求の現われでもあるわけだから)


【余談】
“26歳の・・・”って。なんだかゴロが悪いですね(笑)