本は2冊買おう。


ママ日記にも書かせていただきましたが、本のプレゼントを頂きました。
自分で買うべきかも、と迷いましたが、
わたしの高校時代の恩師の言葉が頭をよぎり、
お気持ちに甘えることにしました(*^-^*)


その言葉とは・・・


「好きな本は、2冊買いましょう。
 1冊は自分に。
 もう1冊は、自分の大切な人に。」


図書館で読む、人に貸す・・・
そういうコミュニケーションも醍醐味ではあるけれど、
「これ、私の好きな本なんです。よかったらどうぞ」
って伝えられたことって、相手の心にしっかり届いて長く残るものだから。
そういうふうに教えられたんです。


「もし申し訳ない、と思ってしまう時は、
 今度は貴女が別の人に“どうぞ”って貴女の好きな本をあげて下さいね」
それがずっと人から人に続いていくのって、いいでしょう?
気持ちよく受けて、気持ちよく伝える。
気持ちよく返すことと同じくらいかそれ以上の意味があることだと思いませんか?
そういうふうに付け加えられたんです。


先生からもらった本を、自宅の本棚のいちばん左上の端に置きました。
高校生だったその日以来、わたしは好きな本は2冊買う癖がついたのでした。
だけど、なかなかそれらを渡す機会はないまま、10年。
先生、今日わたしははじめて自分から「あげたい」と思うことができました。
伝えていきたい、という感覚がやっと実感できました。
(飲み込みが悪くてごめんなさい)


そして気付かせてくれたtobyさん、本当にありがとうございました。
頂いた本、ずっとずっと大切にいたします。


ここを読んで下さっている方へ。
いつかわたしから本が届くかもしれません。
その時は、ぜひ次の方へバトンを渡してくださいね。