高塚愛宕地蔵尊へ。

machikarenewal2004-05-24



彼に誘われて、家から2時間くらいのところにある、高塚愛宕地蔵尊に出かけることにしました。お義父さん(彼パパ)が昔から月に一度は御参りに行っていたことから、彼も時々連れて行ってもらってきていた場所なんだって。


高校は寮に入って、大学は県外で一人暮らしをして、就職は関西に出ていた彼。「あぁ、なつかしい道だー。あんまり変わってないな!いや、変わったかな?」とうれしそうに車を走らせていたよ。


子どもの頃にお父さんと来た朝、大雪の季節でタイヤがはまってチェーン付けて脱出するのに四苦八苦したエピソードとかを、いろいろ聞かせてくれた。わたしの知らない頃の彼の話を聞くのは、たのしいね(*^-^*)ひとつひとつのエピソードが彼を形作っているんだなって思うと、聞いているわたしも自然とニコニコ顔になっちゃうよ。


高塚愛宕地蔵尊ね、かえって調べてみたら、なんとHPが存在したの!(^0^)URLはコチラ → http://www.takatukasan.com/


お社の周りを通った時に、びっくりした。そのお社のね、側面と言うか・・・木の部分があるでしょう?その、木のところにびっっしりと、紙が貼ってあるの。誰かが貼っている上に、また誰かが貼って・・・と重なり合って、ものすごい量なの!!


最初は張り紙かな?と思ったのだけれど、彼に聞いてみたら、御参りに来る人が「お願い事」を書き連ねた紙を張って帰るのだとか・・・。学校の教室後ろの掲示板に所狭しと貼られたお便り類を思い出した(^-^)


絵馬のように、大きな文字で書かれたお願い事。
毛筆で繰り返し願を掛けながら、紙いっぱいに繰り返し書きこまれたお願い事。
その真剣な気持ちが光を放っているみたいで、目の前に立つわたしの背筋もピン!となる気がしたよ。


何気によく見ると、「お願い事」の上に、同じ人が「叶いました。ありがとうございました」と貼ってあるのも、見つけたんだ。お礼参り、って言葉はあるけれど、こういうカタチの「お礼参り」っていいなあ・・・。



高塚さん(彼は高塚地蔵尊のことをこう呼ぶ。彼のお父さんもまたそう呼ぶのだそう)と言えば!!!・・・と彼が買ってくれたのが、【ゆで饅頭】


よもぎ餅の中につぶあんが入っていて、それを薄ーく平べったくのばして、ささっとお湯に通す、お饅頭。たぶんゆで汁にお塩が入ってると思うんだけれど、ぱくっと口に含んだ瞬間に感じるほんのり塩味と、後からじわっと広がるひかえめな甘味がね、ぴったちマッチしてて、すっごく美味しかったです。